善通寺市議会 2022-09-06 09月06日-02号
産後ケア事業とは、改正母子保健法第17条の2第2項に基づき、市町村が分娩施設退院後から一定の期間、病院、診療所、自治体が設置する場所または対象者の居宅において、助産師等の看護職が中心となり、母子に対して母親の身体的回復と心理的な安定を促進するとともに、母親自身がセルフケア能力を育み、母子の愛着形成を促し、母子とその家族が健やかな育児ができるよう支援することを目的とすると厚生労働省のガイドラインには述
産後ケア事業とは、改正母子保健法第17条の2第2項に基づき、市町村が分娩施設退院後から一定の期間、病院、診療所、自治体が設置する場所または対象者の居宅において、助産師等の看護職が中心となり、母子に対して母親の身体的回復と心理的な安定を促進するとともに、母親自身がセルフケア能力を育み、母子の愛着形成を促し、母子とその家族が健やかな育児ができるよう支援することを目的とすると厚生労働省のガイドラインには述
本市におきましては、平成19年度から産後ケア事業を実施し、出産後の産婦及びその新生児等が、委託先である助産院での宿泊または通所により、出産後における母子に対する心身のケアを図るとともに、母子の愛着形成を促すなど、健やかな育児を支援してきたところでございます。
望まれて生まれてこない子どもたちはネグレクトに遭い、愛着形成不全のまま育ちます。また、妊娠中から虐待不安がある親も多く、医療機関では要注意とする場合もあるというふうに聞いています。このように予期せぬ妊娠には、大きな虐待のリスクがついて回ります。情報社会の中、安易な性交渉が招く悲劇を食いとめるためには、幼少期からのしっかりとした性教育や知識の定着が必要であるというふうに考えます。
最後に、子供の虐待予防につきましては、妊娠期からの子供との愛着形成を促し、保護者の育てにくさに寄り添い、子供の育ちを一緒に喜ぶ等の予防的な介入を行うことで、家族、家庭生活の全体像を継続的に把握し、妊娠期からの予防的な介入をする効果は十分にあると考えております。
心愛カフェについては、生後ゼロカ月から3歳までの育児に不安のある保護者や育児にふなれな保護者などを対象に育児教室を開催し、母子の愛着形成を目的に、発達に応じたかかわり方や声のかけ方などの育児手法の習得や保護者同士の座談会などを行い、参加者は平成29年度の実績で延べ261名です。
産後ケアは、出産後の母親の心身の回復はもちろんのこと、良好な母子の愛着形成のために重要な支援と考えております。出産後はホルモンの急激な変化を招き、疲労と精神的に不安定な状態にあると言われております。
そこで、このような痛ましい事件を引き起こさないためにも、本市で親子の関係性について、愛着形成を育む教育の一環として、ぜひ義務教育期間内において本市の中学校へ通う生徒への事業趣旨を理解していただき、本市関係機関、学校、それらの事業にかかわる関係団体とともに学んでいただければと思うのであります。趣旨は次のとおりです。
そして、乳児期においてしっかりとした愛着形成を基礎とした子育てを行うことにより、子供の情緒の安定や他者への信頼感が生まれ、さらに幼児期における他者とのかかわりや基本的な生きる力の獲得を通じて、一人一人がかけがえのない個性である存在として成長できるものと考えております。
良好な母子の愛着形成を促進する上で、出産直後の1か月間が最も大事な時期であり、さらには産後、早期の親子関係が、虐待や育児放棄の予防、早期発見などの役割も果たすと言われています。 国は、平成26年度から、妊娠・出産包括支援モデル事業を開始しております。香川県では、善通寺市が平成26年にモデル事業を終えて、平成27年度実施し、平成28年度も継続されているようです。
また、集団では臨床心理士、言語聴覚士、保健師、保育士等のスタッフにより、発達や発育が気になる親子への支援を行う「たんぽぽサークル」、育児不安を軽減し、愛着形成を育む「心愛カフェ(育児教室)」を実施し、子供が順調に発育・発達できるように支援しております。
また、絵本を通じて親子の触れ合いを促し、心和む楽しい時間を持つことで、親子の愛着形成を図り、子育ての支援をするブックスタート事業を開始し、住民ボランティア組織の方々の協力を得ながら、読み聞かせ等の指導も行ってまいりたいと考えております。 最後に、これらの重点施策を推進するに当たっての町役場全体としての取り組み姿勢についてご説明いたします。